こんにちは!
都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。
本日の早朝、メジャーで活躍する大谷選手が史上初となる50本塁打50盗塁の大記録を達成しましたね。
この試合だけで6打数6安打、3本塁打、2盗塁、10打点の大活躍だったそうです。
今後さらなる活躍に期待し、新たな歴史を作ってほしいと願う職員Hです。
本日の療育風景をお届けいたします。
本日は「キャップ神経衰弱」を行いました。
キャップにシールを貼り、シールの色が一致したら1ポイントゲット。ポイントが多い人が勝ちという活動です。
シールの色だけを一致させるだけでなく、イラストが描かれたシールも用意し、シールの色とイラストが一致しないとポイントゲットにならない難しいバージョンも作って難易度を上げています。
集中力と、キャップとシールの色、シールに描かれたマーク、場所の3つの要素を覚えていくことで短期記憶能力を、お友達も見やすいようにキャップをめくる(見せる)ことで相手の立場からどう見えているかを想像する力の3点を養うことを目的としています。
・1人2つずつめくっていき、1つめくったらその場に置いておくこと。
・みんながキャップのシールを見たらひっくり返して元に戻すこと。
・色とマークが一致したら1ペアポイントゲット。
・ポイントを取っても次の人の順番になること。
・順番を守ることや、負けても怒ったりせず仲良く行うこと。
神経衰弱自体をよく知らない子がいたときのため、神経衰弱のルールを含む上の5つを説明しています。
いざ活動を始めると、みんな集中して活動に参加し、ポイントをゲットすると嬉しそうにしておりました。
Aの教室では、難易度が高いバージョンである、シールの色とイラストの2つを合わせて1ポイントの神経衰弱を、Bの教室では、シールの色のみ(イラストなし)を合わせる神経衰弱をしています。
キャップの色に注目すると、水色のキャップが2つあります。実はこの2つはシールの色も一致するようになっており、シールの色と位置だけでなく、キャップの色にも注意を向けられるかが大事になっている仕掛けもあります。
活動を続けていくにつれ、「今度は並べないでバラバラでやってみようよ!」と、子どもたち自身がアイデアを出すようになり、自分たちでプログラムをより楽しいものにしていました。子どもたちがプログラムを楽しんでいるだけでなく、もっと良いものにするという気持ちが嬉しかったです。
キャップの色に注目するというコツを掴んだみんなは、次々ポイントをゲットしていきました。そのため、活動の最後には、キャップの色とシールがバラバラの神経衰弱にチャレンジしてもらいました。難易度が上がったことにより、みんな今までよりも一層集中して取り組んでいました。
最後のキャップを取り終わり、点数計算をします。1番ポイントを取った子はとても嬉しそうにしており、笑顔で職員に教えてくれました。ポイントが少なかった子は大きく乱れてしまう事もなく、笑顔で悔しがっており、最後までみんなが楽しく活動ができました。
次回のブログもぜひご覧ください。